尾花藍子 個展 (2011.1.16ー23 Gallery Conceal Shibuya /東京)
自動遊記
尾花藍子個展『自動遊記』は、1週間、1日中休みなく、パフォーマンスをし続け、『身体と空間を展示する』作品。
日々受け取った感覚を表現し、そのアクションを元に、次のアクションを行う。こうした行為は展示期間の間、休みなく行い、その『日々変わっていく今』の展示。
いたから
今のわたしが、
ここに、います。
わたしのできること。
ここにたつこと。
だけ。
大切なあなたにむけて。
今のわたしにむけて。
今の私。を展示しました。
過去をみつめて、今を強く感じる。
未来をみつめて、今を強く感じる。
今をみつめて、今を強く感じる。
その行為をしていた。
観覧者の言葉
自動で遊び、記録するカラダ.
白い空間には服やキャンバス、脚立、椅子などが散在。
そのなかで独りで話し、動き回る尾花さん。
似たようなパフォーマンスはみたことがあるけれど、
彼女の存在の仕方があまりに独立していて押し付けがなく、
時間が許せば何時間でも見て居たい、そんな気持ちになる珍しい展示。
尾花藍子展について考えてみると、これはプロセスそのものの展示ではなかったかといえそうな気がする。つまり最終的な状態は結果であってさほど重要ではなく、そこに至る過程にこそ見せたい要素があったと。だからパフォーマンスという形態を取ったのだと。 これはひとつの見方に過ぎないがプロセスの展示というのは興味深く思う。
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毎日まったく違う作品空間だったからか、毎日違う作家か同じ作家の数年後の作
品を見ているみたいだ。
photo by Kazushi Suzaki |
http://blog.galleryconceal.lolipop.jp/?search=%BC%AB%C6%B0
Gallery Conceal webサイト に個展の情報が掲載。
http://www.renovationplanning.co.jp/gallery_conceal/shibuya4f/ex.html
作品記録映像
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